久しぶりの低山登山カテゴリーの記事となる今回は、標高651.9㍍の『大根地山』(おおねちやま)を紹介致します。

筑紫野市と、旧筑穂町(現飯塚市)との市境に位置します。

大根地山は、英彦山宝満山と並ぶ福岡県を代表する"修験山"の一つで、山頂の『大根地神社』を目指して古くから多くの山伏達が登山してきました。
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山頂・大根地神社への登山道はいくつかあるのですが、今回紹介するのは、九州自然歩道に指定されている冷水峠(長崎街道)から登る一番ポピュラーな登山道です。(登山道入口には数台駐車スペースあります)
お車で、国道200号を通って冷水峠越えした事ある方は、「大根地神社」と大きく書かれた看板を見たことがあるんじゃないでしょうか。
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この冷水峠登山口から山頂・大根地神社までの所要時間は、登りでおよそ50分程度です。
なお、一応車で大根地神社の下付近にある駐車場まで行く事は出来ますが、登山道の道幅がギリギリ車一台分程度しかなく離合ポイントも殆どない上、路面も舗装されてませんので、オススメはしません。
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登山道はこんな感じで、舗装はされてません。歩いて登る分には何の問題もありません。
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所々このような案内標識はありますが、ほぼ一本道なので迷う事はまず無いと思います。

10分程行くと、かつての長崎街道と登山道(大根地神社参道)との合流点が見えてきます。
ここは、旧山家宿(筑紫野市)と旧内野宿(飯塚市)のちょうど中間地点に位置しており、数多の歴史的著名人がここを通って"冷水越え"したそうです。
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鳥居や郡境石、案内看板等があります。
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長崎街道・冷水峠の紹介看板。深い歴史を持つ場所だと言うのが良く分かります。

さて、ここからが正式な大根地神社参道兼大根地山登山道となります。山頂まではまだまだです。
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鳥居のある参道階段を登ります。
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五分ほど階段を上がると、またこのような登山道を進むことになります。 

30分程行くと、6.7合目付近に駐車場があります。
車で行けるのはここまでとなっていますが、先述の通り、オフロードバイクでも無い限り徒歩で行くのをオススメします。 
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駐車場。ベンチもあります。
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実はここから先も車で行けなくもないのですが、このように急勾配の坂路になっておりかなりハードです。
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この鳥居が見えたら、あともう少しです。
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しかし、ここからさらに勾配がきつくなります…。

傾斜のきつい参道登山道を登りきると、ようやく『大根地神社』に到着です。
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神社入り口の大鳥居です。
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社殿へと続く鳥居。
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大根地(おおねち)神社の社殿と御稲荷さん。
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社殿付近からの眺望。右手に英彦山が見えます。
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大根地神社の由緒案内標識と手水舎。 

この大根地神社、実は厳密には山頂にはなく、上述の神社入口にある社殿へ続く連なった鳥居の手前から先に行った所に山頂へと続く登山道があり、神社から更に5.6分程行くと大根地山の山頂へと辿り着きます。
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山頂へと至る登山道。電波反射板(無給電中継装置)の横を過ぎます。
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大根地山山頂。やや開けており、ベンチもあります。眺望は抜群です。
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三郡山方面の眺望。
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太刀洗~北野町方面の眺望。手前に見えるのは砥上岳です。
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こちらは飯塚市街地方面の眺望。

と言うわけで、ちょっと長めの記事になってしまいましたが、大根地山・冷水峠口登山道の紹介でした。
この大根地山、同じ修検山である宝満山や英彦山と違って賑わいのある人気の山という訳ではないのですが、道中の登山道も大変登りやすく、県内でも有数の歴史ある山ですし、もうちょっと知名度が上がってくれるといいですね。