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 Windows 10 無償アップグレード終了まで約3ヵ月 - 期限は7月29日
― via.  ASCII.jp
現在、無償での『Windows 10』アップグレードが提供中ですが、今日でそのアップグレード期限までの残り日数が丁度100日となりました。
私自身も先月、遂に個人用のメインPCをWin10にしたのですが、一ヶ月以上実際に使ってみての感想も踏まえて、改めてWindows10へのアップグレードに関する事項をまとめてみたいと思います。
  • 無償アップグレードが可能なPCについて
    対象のOSをお使いの方はしつこく通告が来ているので一目瞭然だと思いますが、全てのWindows搭載PCが対象な訳ではなく、対象OSはWindows7/8.1のみとなっております。(XPやVistaは対象外です)
    しかしながら、対象OSを使っているにも関わらず、Windows updateが無効化されている等の原因によってアップグレード通知が来てない場合もありますので、その場合の対処法については、当ブログ記事(Windows7でタスクバーに『Windows10を入手する』アイコンが表示されてない方へ)をご参照されてみて下さい。

  • 期限日の7/29を過ぎたらアップグレード出来なくなるの?
    現在予定されている"7/29"という期限日は、あくまでも"無償での"アップグレードの期限日であり、その日を過ぎた後でWindows10にアップグレードしたい場合は有償での提供となります。
    ただし、個人的見解だと、その期限日自体が延長される可能性や、期限を過ぎた後でも低価格での提供等のキャンペーンが行われるんじゃないかとは思ってます。

  • アップグレードによるメリット/デメリットは?放置したら駄目?
    結論から言えば、普段殆どPCを使われない方や、近々PC自体の買い換えを検討されてる方は、特にアップグレードする必要性はないと思います。
    メリットに関しては、一般的なPC利用者の視点から見た場合ですと、マイクロソフトが謳っている大幅な機能拡充やパフォーマンスアップよりも、Windows Updateのサポート期限が"PCが壊れるまで"無期限に延長される事が一番だと思います。(7は期限が2020年、8は2023年までとされています)
    なお、私がアップグレードした際は、いくつかのOSの根幹的な部分(カーネル)に起因されると思われる原因不明の不具合が解消されました。よく分からない謎のトラブルで悩まされている方は10へのアップグレードで修復されるかもしれません。
    さて問題のデメリットについて、正直色々ありますが一番を挙げるなら、やはり古いPC関連機器やソフトウェアが正常動作しなくなる可能性がある、という事だと思います。
    これらについては、事前にメーカーに問い合わせるか、ネットで検索してみるしかありません。

  • アップグレード前に推奨される事前準備について
    現在、Windows10へのアップグレードによって、動作が不安定になったり、最悪起動しなくなるようなトラブルも散見されております。
    なので、一番は必要なデータのバックアップをかならず取った上でアップグレードを行う事だと思います。
    可能なら、より安全に以前の状態に戻せるようにするために、システム全体の完全バックアップを強く推奨致します。(ただし、外付けHDDのような大容量外部ストレージが必要となります)
という訳で、最後に個人的な見解を述べるなら、もし今のPCを今後しばらくも使い続ける事を考えておられるなら、やはりWindows10へのアップグレードは行うべきだと思います。
しかしながら、何度も言いますがやはり事前バックアップは必須です。(一応アップグレード後一ヶ月間は以前のOSに戻せますが、完全に元の状態に戻せるとは言い難い上、アップグレードインストール途中で失敗しOS起動不能になった場合はロールバック自体も行えません)