Fukuoka
H27年国勢調査 福岡都市圏構成自治体の人口表(クリックで拡大表示出来ます)
5年おきに行われる国勢調査ですが、2015年分の調査結果速報が本日発表され、我が福岡県は九州で唯一の人口増加となりました。
今回の国勢調査で福岡県民の関心事の一つだったのは、やはり那珂川町が市制施行要件基準となる5万人を超えられるかどうかという点でしたが、見事、249人増の50029人となり市制昇格の要件を満たしたことになりました。

では、そもそも町から市になるとどうなるかと言うと、実際の所は"福祉事務所の設置義務が課される"くらいだそうで、特に何か変わる訳ではないらしいです。
あとは名称による市民感情の差違・・・とかでしょうか。

なお、市制移行後の名称については、現町長曰く「市民アンケートを行ってから判断する」との事だそうですが、まぁ普通に「那珂川市」になると思われます。

他に気になったものと言えば、全国で最も人口の増えた自治体として糟屋郡新宮町、逆に最も人口の減った自治体として政令指定都市である北九州市がそれぞれ発表された事ですね。
福岡県内における福岡都市圏への人口一極集中が深刻化している事が如実に表れてしまっているデータだと思います。 

ちなみに、我がホームタウン・筑紫野市の平成27年度人口は、平成22年度100172人から950人増となる101122人(福岡市を除くと福岡都市圏では春日市に次いで人口数2位)となっております。
西鉄筑紫駅前を中心に大規模開発真っ只中ですので、おそらく次回調査でも人口増の流れは続くと思われます。