OneDrive

Microsoftが提供するオンラインストレージサービス『OneDrive』は、最新のWindowsでOS標準機能として搭載され、しかも他社よりも無料で比較的大容量を使える事もあって、利用されてる方も多いと思われます。(私もGoogleドライブとOneDriveを主にメインで使ってます)

その『OneDrive』ですが、先月、"来年以降無料で使えるサイズを5GBに縮小する"というショッキングなニュースが報じられ、一部で阿鼻叫喚となってました。
ところがつい先日、その容量縮小を回避出来る方法が、Microsoftから公式に発表されました。

その方法は、こちらのページにアクセスし、 "Keep your free storage"と書かれた青いリンクボタンをクリックし、MSアカウントにログインするだけ、という簡単な手順を経るだけで、今後も15GB+カメラロールボーナス分の15GB=30GBを無料で使い続ける事が出来るようになります。

正直、MSの考える意図はよく分かりませんが、オンラインストレージを利用しないユーザやデッドアカウントユーザ分だけの容量を大幅に削減し、その削減分を本当に利用するユーザに割り当てるような形にする事で、サーバのストレージ容量を圧縮したい…って感じなのでしょうか。(そもそもの今回の騒動の発端は、容量上限無しの有料ユーザがとんでもない容量のファイルをアップロードしたため・・・というイマイチ腑に落ちない原因説明がされていて、結局の所この流れの真相はよく分かりません)

兎にも角にも、有用なオンラインストレージサービスの一つが事実上使えなくなるという困った事態を回避出来てよかったです。
私は、仕事等で使うようなデータはGoogleドライブ、スマホのカメラ自動バックアップ(カメラロール)用としてOneDriveを利用していますが、実は先述の容量縮小の発表を受けて、BitTorrent Syncを用いたスマホ⇔PCのP2Pオンライン同期に切り替えていました。
このBitTorrent Syncがどういうものかと言いますと、簡単に言えば、スマホとPC間で、その中間となるオンラインストレージサービスを介することなく、直接P2Pでオンライン同期するというもので、オンラインストレージのように容量を気にする事無く、PCのHDD、もしくはスマホのMicroSDのサイズ分だけオンライン同期(バックアップ)が可能になるという、実に便利なものです。(後日、記事にしてみようかと思います)
ただ、オンラインストレージのように、データをクラウド化(インターネットが使える端末からいつでもデータを閲覧・編集)する事は出来ないため、あくまでもシンプルにデータのバックアップ・同期だけ、という利用方法になり、オンラインストレージによるバックアップ同期の代替になるものではありません。