いやぁ、これは流石に思いもしなかった劇的な結末でした。

延長10回2アウト1.2塁、昨日まで散々な打撃を繰り返していた中村の場面。
確かに今日は昨日までとは異なり、アウトになった打席でもいい打球を飛ばしており復調気配は見せてはいましたが、まさか、(高さは甘かったですが)インコースの難しい球をライトポール際外野席まで持っていくとは思いもしませんでした。
まぁ、流石にインコースの直球を続け過ぎた藤井のリードはどうかとは思いましたが。

振り返ってみると、10回表、1アウト1.2塁のチャンスで四番・ゴメスが併殺してくれた事が、このサヨナラの流れを作り出したんじゃないかと思います。

今日のヒーローはそのサヨナラの中村でしたが、個人的には、中田の後を繋いだ中継ぎ陣、特に東浜・森・五十嵐の三人が一番大きかったと思います。
森はシーズン中と変わらない素晴らしい出来でしたし、五十嵐はナックルカーブが良い時のように操れなくても、高速クイック等の“投球術”を駆使し見事なピッチングを見せてくれました。
そして、何と言っても、3イニング52球をロングリリーフし、無失点で切り抜けた東浜でしょう。
この大一番で乱れる事なく、落ち着いて本当に良く投げたと思います。この大舞台での好投で、一皮剥けた感もあります。来年は先発ローテの一角を担ってくれるでしょう。

明日第5戦は、 “元”エースの攝津です。
登板ここ三試合は全て大炎上しており、正直言って全く信用はしていませんが、ダメな場合でも速攻で見切って継投策に行けば、まだ勝機はあると思います。

とは言え、明日決められなくても、甲子園での5.6戦は武田・大隣です。
この二人で連敗は考えられませんし、今日の勝利によって、日本一への栄冠を限りなく近づいたと言えると思います。